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  • 2010.06.15 Tuesday
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黄長ヨプ元書記 来月4日に初来日へ 拉致被害者家族らと面会(産経新聞)

 【ソウル=水沼啓子】北朝鮮から韓国に亡命した黄長ヨプ・元朝鮮労働党書記(87)が来月4日にも訪日し、拉致被害者家族らと面会する計画であることが30日、分かった。複数の関係者らが明らかにした。黄元書記は民間団体の招請を受け、米国に出発するとみられるが、警護上の問題から詳しい日程は明らかにされていない。

 韓国側関係者によると、黄元書記は北朝鮮情勢や人権問題などを訴えるために訪米し、その後、日本に立ち寄る予定という。黄元書記の訪日については、中井洽(ひろし)国家公安委員長・拉致問題担当相が韓国政府に協力を要請し、日程の調整が続いていた。

 産経新聞が昨年10月にインタビューした際、黄元書記は訪日について「日本国民や日本政府の助けになるのなら行く。金正日政権を打倒するために日米韓の連携が重要なことについて話したい」と語っていた。

 黄元書記は、拉致問題については「よく知らない」と述べており、拉致問題に関する新たな情報が出る可能性は低いとみられる。北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=の父、滋さんは「何らかの手がかりでも得られたらうれしい。今後、北朝鮮の体制がどうなるのかについて聞きたい」と話している。

 黄元書記は北朝鮮の指導理念、主体思想を体系化した。実現すれば、黄元書記の訪日は1997年の亡命後初となり、海外渡航は2003年の訪米以来2度目となる。

●黄長ヨプのヨプは火へんに華

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 島根県警松江署は22日、校内の女子トイレに侵入したとして、松江市の私立開星中学・高校教諭、河合宣和容疑者(33)=同市古志原2=を建造物侵入容疑で逮捕した。女子トイレから同容疑者の顔が映っている小型ビデオカメラが見つかっており、同署は盗撮目的とみて調べている。

 逮捕容疑は、21日午後2時20分ごろ、同校体育館1階の女子トイレに侵入した疑い。同3時過ぎ、中学女子生徒が、トイレ個室の床に粘着テープで張り付けてある小型ビデオカメラ(縦約1センチ、横約5センチ、幅約2センチ)を発見。学校関係者がメモリーカードを調べたところ河合容疑者の顔が映っていたという。

 同署によると、河合容疑者は女子トイレへの侵入とカメラは自分のものと認めたが、盗撮目的については否認しているという。

 河合容疑者は03年8月から国語教師として勤務。サッカー部の顧問をしていた。細木恒夫副校長は「生徒や保護者の皆さんに申し訳ない」と話している。【岡崎英遠】

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神奈川労働局長がキセル乗車、懲戒処分に(読売新聞)

 厚生労働省は19日、通勤中に無賃乗車していたなどとして、同省キャリア官僚の八田雅弘・神奈川労働局長(51)を減給3か月(10分の1)の懲戒処分にした。

 厚労省によると、八田局長は昨年9月〜今年3月15日、自宅最寄り駅のJR赤羽駅(東京都北区)と職場近くにあるJR桜木町駅(横浜市中区)の間を行き来する際、区間の短い回数券を使ってキセル乗車し、赤羽―桜木町駅間の運賃計32往復分約4万円を支払わなかった。

 また、八田局長は、横浜市内にある実弟のマンションから通うことの方が多かったが、通勤手当は「赤羽―桜木町駅間」で申告。同区間の6か月分の通勤手当約25万円を不正受給していた。

 八田局長は、「どうしてこんな大それたことをしたのか自分でもわからない」と話しているという。

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 昨年8月の台風9号による豪雨で多数の死者・行方不明者を出した兵庫県佐用町の事例などを基に豪雨災害時の避難の在り方について議論してきた内閣府の検討会は19日、状況に応じて住民自らが適切な避難行動を判断して行う必要があるとする報告書案をまとめた。今月中に報告書を策定し、都道府県や市区町村に配布する予定。
 同町を襲った豪雨災害では、町営住宅に住んでいた3家族9人があらかじめ指定されていた避難場所である小学校に移動途中、想定を超える大雨で付近の用水路からあふれ出た水流に流されて犠牲となった。一方、同町営住宅にとどまり、難を逃れた住民もいた。
 このため、報告書案は、行政が定めた避難所に移動することが最善であるという固定化した避難イメージを改め、住民自らが状況に応じて自主的に判断し、丈夫な建物の2階に避難して救助を待つことなども考えるべきだなどと指摘している。 

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 八ッ場ダム(群馬県)が完成した場合にダム湖で隔たる代替地を結ぶ「湖面1号橋」について、前原誠司国土交通相は18日「工事を継続する判断をした」と述べた。水没予定地の住民から建設を求める声や代替地への移転を望む声が多かったためという。前原国交相は「住民の方々は最大の被害者で、気持ちをできるだけ反映した形にした」と述べたが、「これによってダム本体工事中止の方針が変わったということではない」と改めて言及した。

 1号橋は国が県に委託している同ダムの生活再建事業の一つで総事業費約52億円の96%が国費。4本の橋脚のうち1本が既に建設中。民主党の同県連などは「ダム中止であれば不要では」と指摘したが、県は2月にも橋脚2本を入札・契約した。このため、3月末に策定される事業実施計画で国が予算を付けなければ、橋脚工事が事実上、凍結となると見られていた。

 国交省は2月、1号橋の利用者になりうる水没予定地の川原湯・川原畑両地区の住民約60世帯を対象に、代替地の分譲を希望するか、ダム建設についての意見などをアンケートしていた。

 前原国交相は18日、同県選出の民主党衆院議員に継続方針を説明。「いろいろ意見はあったが、私の基本方針はなんら変わることがないと理解いただいた」と話した。【石原聖】

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鳩山首相、政権半年「自分の意思、強く示したい」(産経新聞)

 鳩山由紀夫首相は16日夜、政権発足から半年を迎え「コンダクター(指揮者)自身がどこにいるのか見えないとの気持ちも理解できる。これからは、しっかりとした音色が出るプレーヤーも目指したい。即決しなきゃならないときには自分の意思を強く示したい」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。

 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。

 【政権発足から半年】

 −−今日、政権交代から半年を迎えたが改めて総括を

 「はい。新政権ができて今日でちょうど半年になりました。その間、やはり、国民の皆さんが、辛抱強く政治を変えなきゃいけない。そして、政権交代で変えた。その期待感から、今は必ずしも変わってないじゃないか。特に、政治とカネの話はどうなんだと強いおしかりをいただいていると率直に反省をしています」

 「まず、政治とカネの問題に関しては、それぞれが、しっかりと説明責任を果たしていく。国民の皆さんに対して、自分の立場を、しっかりと説明をすることが、やはり、これからも丁寧に求められていくと思います」

 「一方で、これは申し上げましたけれども、やはりシステム全体のなかで、こういったことが未然に、防げるような、起きないような、たとえば、企業・団体献金の禁止とか、あるいは政治家と秘書のあり方とか、その辺に向けて、改革が求められている。これは、早急に、与野党をこえて答えを出していきたいと思います」

 「これを前提として申し上げれば、私ども、政治主導という立場をかなり明確に出して新政権発足してきたと思います。新政権としていわゆる、今審議中の予算でありますけれども、予算も、いわゆる『コンクリートから人へ』という発想のもとで、大胆に公共事業を削減する。そして、人の部分。教育とかあるいは社会保障は、極めて今までではできなかったような形でメリハリをつけることができたと思ってます。したがって、私は予算があがれば、国民の皆さんに新政権の新しい姿を、実感していただけるとは考えています」

 「いわゆる事業仕分けのようなことで、国民の皆さん、旧政権にさまざまな無駄があるんじゃないかと。政官業の癒着。こういったものを是非、すべて打ち払って欲しいという強い希望があった。それに対して、われわれは果敢に立ち向かっていることは事実です。ただ、時間的な状況のなかで、必ずしも十分でないねという思いも、国民の皆さんが持っておられるのも、これも実態だと思います」

 「さらにこの部分に関して、もっと徹底的に行動していくことが求められていく。私は、一部の議員に任せるのではなくて、民主党、あるいは連立与党全体ですけれども、すべての議員が総参加をして、この問題に対して立ち向かっていく姿というものが求められているのではないかなと。そのようなことを行いながら、いわゆる事業仕分けとか、行政刷新というものをさらに徹底化していきたいと思っています」

 「色々と、ご批判も私自身にもあることも分かっています。すなわち、コンダクターはいいけれども、必ずしも、十分なきれいな音色が出てないじゃないかとか。あるいは、コンダクター自身がどこにいるのか見えないと。そのようなお気持ちもある種理解できると思います。したがって、これからは、コンダクターではありながら、自分でもしっかりとした音色が出るような、そういうプレーヤーも目指していきたい。即決しなきゃならないときには、自分の意思を強く示して参りたい」

 「たとえば、今日も実は新しい公共。これは、国民の皆さんに、『新しい公共って何だね』と思われるかもしれません。しかし、大変大きな日本の社会の変化であって、そのためのそういった、いわゆる民間の力をもっと発揮できるようなシステムを作り上げていくために、政府がいわゆる血流をもっと活性化させなきゃいけない。その役割を果たすための、たとえば、寄付税制のあり方。税額控除はいいじゃないかというようなことをね、私の方からも主張させていただいて、これも必ずまとめるということを致していきます。必要なときに、自分の意思をもっと前面に出すことが求められていると判断をしておりますから、こういう形で新しい半年経った新政権の姿を、変化を見届けていただけるように、しつらえていきたいと思ってます」

 【高校無償化と子ども手当の法案】

 −−続いて今日、高校無償化と子ども手当の法案が、公明党も賛成して衆院を通過したが受け止めを。マニフェスト実現のためにはさらなる財源が必要となるが対応策について

 「私はまず、これは衆議院通過ですからね。これから参議院の審議が始まるわけで、参議院でもいろいろとご議論が期待されます。ただ、まず、衆議院が与党だけではなくて、野党も、公明党さん、共産党さんも、審議のなかで議論をして、最終的に賛成をしてくださったことは、色んなバラマキのような批判も一部でありましたけれども、多くの政党の皆さんが、野党であっても賛成だという方向を打ち出してくださったことは、大変ありがたいことだと感謝をしています。さらに、良いものにしていく努力が、これからも求められていくなと考えています」

 「ある意味で、民主党というか、連立与党の大変大事なマニフェスト(政権公約)の要のような政策でありましたから、その2つが衆議院を通過をしたということは、素直に喜びたいと思っています。ただ、やはり、財源がこれからも求められていく。特に、子ども手当の場合、『来年以降どうだ』という議論があります。これに対しては、われわれとしては、歳出の削減、予算の見直しと、常に申し上げておりますけれども、国民の皆さんに将来的に子供さんの手当に対して、子供に将来の負担が増えるみたいな話に陥っちゃいけないと思っていますから、徹底的に歳出の削減、予算の見直しのような議論をしていきながら、財源を見いだしていきたいと考えています」

=(2)に続く

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「谷垣氏除き一新を」 自民若手ら来週申し入れ(産経新聞)

 自民党の若手国会議員らが、主な党幹部の交代を求め、来週中に谷垣禎一総裁に申し入れをすることが11日、分かった。山本一太参院議員らが「党の現状を打破しなければならない」として賛同者を募っている。ただ、「総裁選でわれわれが選んだ谷垣氏はしっかり支えなければならない」(山本氏)として、谷垣氏らの一新を求める与謝野馨元財務相らとは一線を画す姿勢を示している。

 一方、谷垣氏は11日の記者会見で、党内で高まる執行部一新の声に対し「直ちに刷新するようなことは考えていない」と否定した。与謝野氏と会談する可能性も「会う必要があれば会うし、必要がなければ会わない」と述べるにとどめた。

 与謝野氏らの言動は、同日開かれた主な派閥の総会でも取り上げられた。

 伊吹派会長の伊吹文明元幹事長は「谷垣さんがああいう人柄であることは、みんな当然わかっている。自分の立場は部外ではなく、部内で話さないといけない」と与謝野氏らに自制を求めた。同時に、川崎二郎国対委員長らを念頭に、「再三(国会運営で)チョンボしている人が、『後ろから鉄砲を撃って』などとテレビの前で言っちゃ絶対いけない」と批判した。

 谷垣氏の出身派閥である古賀派会長の古賀誠元幹事長は「後ろから切りつけるようなことは絶対あってはならないが、執行部も毅然(きぜん)としなきゃいけない」と述べた。

 与謝野氏は、党政務調査会の中に発足した「安心社会研究会」の初会合に会長として出席したが、終了後、報道陣の取材に応じないまま党本部を後にした。

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芭蕉の句は「氷の僧」か「こもりの僧」か (産経新聞)

 【麗し大和・記者の裏話】(11)

 3月7日の「【麗し大和】(10)お水取り」で、芭蕉の句「水とりや氷の僧の沓の音」を紹介したら、「こもりの僧」ではないか、との問い合わせの電話やはがきをいただいた。中には詳しい番地が書いていないはがきもあり、お答えすることができないので、ここで少し説明をさせていただくことにする。

      ◇

 芭蕉は生涯に5回、奈良を訪れている。初めて奈良を訪れたのは貞享2(1685)年2月のこと。それをまとめたのが「野ざらし紀行」だ。

 そのなかに、「二月堂に籠(こもり)て」とあり、「水とりや」の歌が詠まれる。ところが現在、「氷の僧」とするものと、「こもりの僧」とするもの、2種類の形が伝えられていて、混乱が生じている。今回、「こもりの僧ではないか」との問い合わせをいただいたのはそういうことだった。

 実は取材するなかで、圧倒的に(パンフレットや展示パネルなどでも)「こもりの僧」としているのが多かったのは事実である。ただ、和歌や俳句の場合、漢字やおくりがななど参照する書物によって表記がまちまちなのはよくあることで、いつも複数の解説書や現代語訳を含めて目を通し、確かめることにしている。で、今回も調べたところ、「氷」と「こもり」の2種類あることに気が付いた。

 結論としては、「氷の僧」が正しいと考えざるを得ない。「大和路の芭蕉遺蹟」(増田晴天楼著、奈良新聞社)の説明がわかりやすかったので、かいつまんで引用させていただく。(記者による補完あり)

 「氷の僧」の出典は、「甲子吟行」(野ざらし紀行)と「芭蕉庵小文庫」(元禄9、1696年)。「甲子吟行」は芭蕉の真筆とされているし、いずれにもはっきりと漢字で「氷の僧」と書かれていて、疑う余地はないのではないか。かなで「こおり」ならば、「こもり」と間違うこともあり得るかもしれないが…。

 「こもりの僧」の出典は、江戸中期の俳人、蝶夢の「芭蕉翁絵詞伝」(寛政5、1793年)と「芭蕉発句集」(安永3、1774年)で、いずれも芭蕉(1644〜1694)没後100年ほど経過して書かれたもの。「氷の僧」では意味が通りにくいと考えた蝶夢が、「こもりの僧」と書き換えたのではないかとみられる。

 以上の検証をもとに、これまでもさまざまな研究者の意見があり、「こもりの僧」とするほうが、作品として優れているという意見もあるようだ。

 また、芭蕉が二月堂で、「こもりの僧」を「氷の僧」と聞き違え、極寒のなかで参籠する様子を見たこともあっておもしろい表現だと思い「氷の僧」とした…と想像をふくらませる解釈もあった。詳細は「大和路の」をご参照ください。

 というわけで、「氷の僧」が正しいと記者は判断している。ただ、「こもりの僧」とする句があまりにも普及したため、また意味が通りやすいこともあって、いまも「こもり」と表記されることも多いようだ。個人的には「氷の僧」の方がいかにも寒々しいなか、石畳に張った氷を踏みしめ参籠する練行衆の姿をみごとに表現しているように思えて、好きである。(山上直子)

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 阪神タイガースがリーグ優勝した1985年、大阪・ミナミの道頓堀川に投げ込まれ、昨年3月、24年ぶりに見つかったカーネル・サンダース人形の設置場所が決まった。

 日本ケンタッキー・フライド・チキン(東京)が、多くの阪神ファンらに見てもらえるとして、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)近くの「ケンタッキー・フライド・チキン阪神甲子園店」に展示することにした。

 19日正午から一般公開の予定。85年以来、阪神は日本一から遠ざかり、「カーネルの呪(のろ)い」とも言われただけに、ケンタッキー社は「チームの守護神となり、優勝につながれば」と期待している。

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 違法性が高いとされながら法規制がない「別れさせ屋」について、30都府県の警察が「探偵業法」で規制可能と判断していることが、読売新聞の調査でわかった。

 別れさせ屋を巡っては刑事事件に発展するケースが相次いでおり、全国の警察に先駆けて警視庁は近く、都内の探偵業者に悪質な〈別れさせ行為〉をしないよう同法に基づき一斉指導する方針だ。

 別れさせ屋は、素性を偽って夫婦など男女の一方と恋愛関係を結んで離別工作を行う。大半は探偵業者が手がけているとされ、費用は一般の調査業務の10倍以上の200万円前後という。

 こうした行為自体は、同法が定める「身辺調査と依頼人への報告」という探偵業務に当たらず、探偵業者が手がけても規制対象にはならない。しかし、業界関係者によると、工作に際して対象者や相手方の身辺調査は不可欠で、依頼者に報告して口裏合わせなどの協力を求めるという。

 読売新聞が2月、全国の警察に取材したところ、工作過程で対象者の身辺調査などが確認された場合、大阪、愛知など30都府県の警察が同法の適用対象に「あたる」または「あたる可能性がある」と回答。そのうえで、違反があれば摘発する考えを示した。

 このうち、愛知県警は昨年7月、元交際相手の女性と恋人との離別工作を業者に依頼した小学校教頭らを、女性の隠し撮り写真をばらまいたとする名誉棄損容疑で逮捕。この際、女性の身辺調査を行っていたことをとらえて業者も探偵業法違反容疑で書類送検している。

 探偵業に関する問題に詳しい中森俊久弁護士(大阪弁護士会)は「現実は『別れさせ屋=探偵業者』で、実態に即して探偵業法を武器に対処すべきだ。警察が同法を活用して立ち入り調査時などに指導を強めれば悪質行為に歯止めがかかるはずだ」としている。

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